北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景

「冨嶽三十六景」より『凱風快晴』

 「北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景」を横手市の県立近代美術館で開催します。

 江戸後期の画家・葛飾北斎(1760~1849年)は当時としては長寿で、浮世絵師としておよそ70年にも及び活躍しました。北斎の卓越した描写力、ユーモアあふれる発想力は江戸の庶民に愛されただけではなく、ゴッホやモネ、セザンヌにも影響を与え、今なお時代や国を超えて世界中の人々を魅了しています。

 本展では北斎の多彩な表現の中でも「富士」に焦点を当て、代表作として知られる「冨嶽三十六景」と、その後より多くの図版を持つ版本として出版された「富嶽百景」を一堂に紹介します。

 「冨嶽三十六景」は有名な「神奈川沖浪裏」、「凱風快晴」をはじめとして、表富士36図と裏富士10図の全作品を展示、また和とじ本のため全作品を展示することが難しかった版本「富嶽百景」も、所蔵家のご理解とご協力のもと、1図ずつ額装してご覧いただきます。

期間
4月21日(土)~6月17日(日)
会場
県立近代美術館