仙北市統合庁舎の建設断念 門脇市長が方針

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
老朽化が激しく建て替えの方針が示された仙北市角館庁舎

 統合庁舎建設を検討していた秋田県仙北市の門脇光浩市長は31日、統合庁舎建設を断念する方針を示した。同日開かれた市議会全員協議会で「候補地の角館駅前に建設するための(議会の)理解を得られなかった」と述べた。現行の3庁舎のうち、老朽化が著しい角館庁舎は建て替え、田沢湖、西木の両庁舎は耐震補強や改修をして活用する考え。

 3庁舎の老朽化を受けた統合庁舎整備を巡っては、市議会の庁舎建設特別委員会が今年1月、設置場所を角館駅前とする案で意見集約。しかし9月定例会で関連条例改正案が否決され、特別委の案を議会自ら覆す形となっていた。

 全員協で門脇市長は、「人口減少を見据えたコンパクトな行政運営には庁舎維持費の縮減と行政サービスの持続が必要」と述べ、▽田沢湖庁舎を現行通り本庁舎とし、総務部門と議会を設置▽教育委員会は角館庁舎から西木庁舎に移転▽建て替え後の角館庁舎には、市民福祉、観光など行政の事業部門を集約▽各庁舎の窓口機能、出張所は存続―とする方針を示した。

(全文 829 文字 / 残り 401 文字)