ハタハタ沖合豊漁で見解割れる 資源対策協議会

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 秋田県や県漁協でつくるハタハタ資源対策協議会(遠藤実座長)は22日、秋田市のホテル大和で本年度の第2回会合を開いた。今季の沖合底引き網漁の豊漁を受け、漁協関係者はハタハタの資源量が、県水産振興センターの推計を大きく上回る可能性を指摘し、漁獲枠を超えた後も特例的に漁業者が漁を継続できるよう求めた。資源保護への悪影響を懸念するセンターは否定的な見方を示した。近日中に再び会合を開いて対応を協議する。

 協議会が先月決めた2016年漁期(9月~17年6月)の漁獲枠は昨季と同じ800トン(沿岸漁480トン、沖合漁320トン)で、過去18年では最低水準。一方、県漁協によると、今月20日現在の沖合底引き網漁の漁獲実績は233トンと過去5年で最も多く、既に漁獲枠の7割に達した。

 この日の会合では、底引き網漁師が「網が破れるほど大漁で、サイズも大きい」と現状を報告。漁獲枠に達し、最盛期を前に漁をやめざるを得ない漁師も出ているとした。

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