季節ハタハタ漁、男鹿中心に低調 「本隊接岸の実感ない」

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水揚げされた季節ハタハタを選別する漁師=男鹿市の北浦漁港

 秋田県の今季の季節ハタハタ漁が低調だ。県水産振興センターによると、13日時点の漁獲量は約240トンで漁獲枠480トンのほぼ半分。漁は既に終盤だが、男鹿市沿岸を中心に水揚げが振るわず、市内の漁業関係者は「大きな群れが来ないまま終わってしまうのか」と困惑している。

 県漁協の各総括支所別漁獲量(15日時点)は、北浦(男鹿市)50トン(漁獲枠180・2トン)、船川(同市)77・1トン(同105・6トン)、北部(八峰町)92トン(同102・7トン)、南部(にかほ市)36トン(同79・6トン)。北部と南部はほぼ平年並みだが、最も漁獲枠が多い北浦の水揚げは3割ほど。船川も7割にとどまっており、全体の漁獲量を引き下げている。

 北浦では先月30日に初漁となって以降、1日当たりの漁獲量が数百キロから数トン程度で推移。例年は先発隊に続いて大きな群れが本隊となって接岸し、数十トンクラスの水揚げが数日間続く。だが今年は、10トンを超えたのが今月5、16日の2日だけ。漁師らは「沖で群れが分散したのだろうか。量が少なくて本隊が接岸した実感がない」と漏らす。

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