28歳でプロへ、飽くなき挑戦続く ヤクルト6位の菊沢投手

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「今年が勝負」と意気込みを語る菊沢投手

 長い回り道の先で、ついに夢をつかんだ。昨年のプロ野球ドラフト会議で、ヤクルトから6位指名を受けた菊沢竜佑投手(28)=秋田市出身。学生時代はけがに悩まされ、転職、海外挑戦、軟式野球への転身を経てプロの扉をこじ開けた。「自分が活躍することで、夢の途中でくすぶっている人にも希望を与えたい」。異色の経歴を持つ右腕は1軍という目標に向かって飽くなき挑戦を続ける。

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 「野球をやめようと思ったことは何度もあった」。紆余(うよ)曲折の野球人生だった。

 秋田高2年の春、練習中に左大腿(だいたい)骨を骨折し約半年、リハビリ生活を送った。エースとして臨んだ3年の夏は県大会準決勝で敗退。東京六大学の立教大では2年の春に初勝利を挙げたものの、3年時に右肘靱帯(じんたい)断裂。再建手術を受けたが、4年時には肩も痛め、プロの夢は断たれた。

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