冬こそ旬(4)コイの甘煮[県南部など] 食欲そそる、つやと香り

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煮汁を足してじっくりと煮詰めて仕上げる

 つやのあるあめ色としょうゆの香りが食欲をそそるコイの甘煮は、内陸部では盆や正月、慶事など人が集まる際に食べられてきた。特に極寒期が旬で、コイに脂が乗りうま味が増している。

 コイの甘煮を手掛ける業者は県南部に集中する。湯沢市の雄勝地域は明治以前からコイの養殖が盛んに行われ、現在も数軒が養(よう)鯉(り)業を営む。同市横堀の菅八養鯉場は1914(大正3)年に創業した老舗。役内川沿いの養殖池で育てたコイを甘煮にし、県内のスーパーに出荷したり直売したりしている。

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