知事選、8年ぶり選挙戦に歓迎の声 若い世代に奮起期待も

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過去の知事選の顔触れ

 今春行われる秋田県知事選が、8年ぶりの選挙戦になることが確実となった。69歳の現職と76歳の元職の対決。選択肢が生まれたことを歓迎する声と、若い世代の奮起を期待する声が交錯する。

 3月23日告示、4月9日投開票の知事選には、現職の佐竹敬久氏(69)と元知事の寺田典城氏(76)が立候補を表明。両者の顔合わせは、それぞれが49歳と56歳だった20年前の再現となる。

 「いまさらという感じは正直言ってある」。ある自治体の男性議員(53)は言う。「ただ、意欲はあっても働き盛りの世代が政治に打って出るのは容易ではない」

 政治の担い手が高齢化している状況は市町村議会も同様。1月31日告示の八郎潟町議選は定数と同じ12人しか立候補せず20年ぶりの無投票になった。最近2回の選挙で平均年齢は5歳上がり、今回は50代の現職2人が出馬を見送った。

 男性議員も仕事との両立が難しく、今の任期限りで政治からは身を引く考えだ。「知事選にしても、意欲のある人はいるだろうが、挑戦できるだけの経済的な基盤のある人が秋田にどれだけいるか」

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