ロンブー田村淳が新著刊行 思いの「9割吐き出せた」

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新著を刊行した田村淳=東京都内

 お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳が芸能界や日本社会の現状に物申す新著「日本人失格」(集英社新書)を刊行、東京都内で取材に応じ「(今の思いの)9割くらいは吐き出せた」と語った。

 同書では、常識的なコメントを求めるテレビの情報番組スタッフの姿勢や、若手芸人の均質化を批判。高齢者向け社会保障費を減らし、もっと子どもたちのために回すべきだと主張、日本人の思考停止が「大問題」などと警鐘を鳴らす。

 「1割は自粛し削った。まだ芸能界でやっていきたいので」と笑わせる。

 ツイッターなどで率直な思いをつぶやき、テレビのBS放送の番組では下ネタも扱うなど、自由に活動する田村。「日本人失格」とのタイトルだが、自分は「合格」したくないという。

 「僕の中で『日本人合格』の定義は、自分の意見を押し殺して他人に同調する生き方。日本人みんなが失格なら、考えをぶつけ合い、よい国になるんじゃないかと思う」

 本の中では、かつて“7股”をかけていた女性遍歴も明かす一方、幼い娘への思いもつづる。

 「番組では『風俗リポート』もしているが、娘のために自分にブレーキをかけるのはどうなのか。パパの仕事をいつか理解してもらえると信じたい」。父親になっても自由な表現者でいたいとの思いがにじんだ。