白瀬中尉寄港から105年 ニュージーランドの銘板を修復

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
洗浄してメッキ加工し、きれいになった日本語(上)と英語の銘板

 秋田県にかほ市金浦出身の白瀬矗(のぶ)中尉(1861~1946年)が1911~12年に南極を探検した際、往復の途中にニュージーランドの首都ウェリントンに寄港したことを示す銘板がウェリントン港近くの公園にある。旧金浦町とウェリントンが共同で設置していたが経年で傷みが激しくなり、にかほ市が修復していた。このほど作業が終了し、23日に現地で行われる寄港105周年記念式典でお披露目される。

 銘板は英語と日本語の2枚あり、白瀬隊が11年2月8~11日にウェリントンに滞在し港湾局や市民の温かい援助を受けたことや、12年3月23日に帰路で再びウェリントンに寄港したことが、それぞれの文で刻まれている。末尾には「白瀬隊の成し遂げた5万8千キロに及ぶ大航海は日本とニュージーランドの民間友好の永遠のシンボル」とある。白瀬隊が乗った開南丸や白瀬の肖像画、南極探検旗、両国の国旗もあしらわれている。

(全文 649 文字 / 残り 257 文字)