市町村長選・地域の課題(9)[羽後町]道の駅のにぎわい鍵

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
昨年7月の本格オープンから約8カ月たった「道の駅うご 端縫いの郷」。地域産業への波及効果をさらに広げていく運営が求められる

 羽後町長選に立候補を表明しているのは、現職の安藤豊氏(64)=無所属=のみ。対立候補の擁立も一時取り沙汰されたが、出馬に向けた動きは見られず、2003年以来の無投票となる公算が大きい。

 町の人口は1955年に1町6村が合併して誕生して以来、減少の一途をたどっている。2010年の国勢調査で1万6792人だった人口は、15年には1万5319人と8・8%減った。一方、65歳以上の住民が総人口に占める割合を示す高齢化率は10年に31・82%だったのが、15年は35・15%に増えた。若者の町外流出や少子化に歯止めをかけ、移住定住を促す効果的な施策の実行が求められる。

 町は15~16年度、総事業費7億7751万円をかけ、西馬音内地区に飲食や物販、観光案内機能などを備えた総合交流拠点施設を整備した。国土交通省の道の駅に登録され「道の駅うご 端縫いの郷(さと)」として昨年7月に本格オープンした。利用者数は今月中にも50万人を突破する見込みで売上額は既に2億3千万円を超えている。

(全文 1008 文字 / 残り 570 文字)

この連載企画の記事一覧