大曲から世界へ(上)37カ国参加 親身な対応アピール

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国際花火シンポジウムの開幕を前に、主会場の大曲市民会館隣では会場設営が進んでいる

 国際シンポには、欧米や中国、中東など37カ国の花火業者や研究者計400人が参加する。期間は29日まで6日間。打ち上げ技術や安全管理など研究成果を発表する。今月完成した花火製造工場や国指定名勝の旧池田氏庭園など市内各地を巡り、「大曲の花火 春の章」にも臨席する。

 市は国際シンポ開催により大仙の知名度を上げ、海外からの誘客を増やす狙い。2014年度に1032人だった市内の外国人宿泊客を19年度に2千人とする目標だ。「準備を万端にして関係者をもてなしたい。市で初めての国際会議であり、課題が見つかれば今後の改善につなげる」と市観光交流課の担当者。

 関係者は開催が決まった15年秋から準備を進めてきた。市中心部の英語案内板を拡充したほか、インターネット環境を充実させるため第三セクター施設にWi―Fi(ワイファイ)を設置。英語でシンポ本番の案内に当たる市民ボランティア32人も養成した。

 ボランティアの一人、斎藤悦朗さん(61)はJR大曲駅前やシンポ会場で案内役を務める。花火ファンであり「英語は得意でないが、大曲こそ世界一の花火会場だとアピールしたい」と意気込む。

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