秋田海保に女性船長 東北初、盛岡出身の白澤さん

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秋田海上保安部の巡視艇「すぎかぜ」の船長に就任した白澤さん

 東北6県を管轄する第2管区海上保安本部(宮城県)初の女性船長が、秋田海上保安部(秋田市)に誕生した。巡視艇「すぎかぜ」(25トン、乗組員5人)の船長に今月から任命された3等海上保安正の白澤智美さん(33)。2度目の赴任となる秋田で新たなスタートを切った白澤さんは「艇のかじ取り役として責任、緊張感を持って業務に取り組みたい。乗組員と協力し、海の安全を守っていきたい」と抱負を語る。

 盛岡市出身。2004年に海上保安学校を卒業後、青森や宮城の各海保と第2管区海上保安本部に勤務し、12年に秋田へ。2年間「すぎかぜ」の乗組員として勤務し、2度の異動を経て3年ぶりに戻ってきた。全国で女性船長は5人だけという。

 「すぎかぜ」では男性海上保安官4人を束ね、本県沿岸のパトロールや海難救助のほか、密漁・密入国者の取り締まりなどに当たる。「体力面では男性に劣ってしまうが、協力して作業すれば解決できる。海で仕事をする上で女性として感じる苦労はない。海上で活躍する女性がもっと出てきてほしい」と白澤さん。

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