スギッチ引退まで半年、県民から惜しむ声

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大館市の体育館に飾られていた手作りの縫いぐるみ

 秋田県の公式マスコット「スギッチ」が11月29日に引退するまで、残り半年を切った。2004年の誕生以来、さまざまな場面で官民の活動を広く支え、親しまれてきただけに県民からは引退を惜しむ声も聞かれる。引退後は意匠を印刷物や商品で使えなくなるため、関係者は対応に迫られている。

 県は「秋田わか杉国体」終了後の07年11月、原案をデザインした秋田市のデザイナー嶋野修さん(62)と10年間の覚書を交わし、公式マスコットに採用。更新も検討したが満期で引退させたいとの嶋野さんの意向を尊重した。

 着ぐるみは県主催の行事を中心にさまざまなイベントで登場。イラストは多くの公共設備や印刷物に使われた。デザインはポーズや表情が異なる229種がある。意匠を使う際に必要な県への申し込みは07年12月から今年5月まで延べ1429件。うち187件は商業利用だった。

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