【PR】そして角館の伝統工芸は、今日も進化し続ける

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 角館・武家屋敷通りに本店「アート&クラフト香月」を構える冨岡商店。自社工場で製造を行う樺細工だけでなく、全国から取り寄せたクラフト品を扱う新しいスタイルのショップとして、年を追うごとに存在感を高めています。

 「店舗には自社ブランド以外の商品も並ぶため、樺細工目当てで訪れた方は一瞬驚かれるようですが、こういうショップを開くことが積年の夢でした。狙いは樺細工の地元に全国の銘品を持ち込むことで、職人に新たな視点と価値観を与え、また作り手を集めることで、自然発生的にコラボレーションを生み出すこと。既に異なる分野の作家や著名なデザイナーとの協働は、いくつも実現しています」(冨岡社長)

 冨岡商店の名を世に知らしめた作品としてよく知られているのが、橋本夕紀夫氏がデザインを手がけた一連のアイテムと、クリスチャン・ディオールにOEM供給しているアイテム。実現に至る過程に、数えきれない苦労があったことは容易に想像できますが、何が冨岡社長をそこまで駆り立てたのでしょうか。

 「東日本大震災です。前日、三陸地方に納品した商品が一瞬にして消失しただけでなく、以後、国内の関連市場が目に見えて減退していきました。私には社員の生活を守る責務がありますから、好ましくない状況を脱するため頭を働かせ、思いついたことを臆せず行動に移していったんです」(冨岡社長)

 時に折れそうになる心を支え続けたのは、近代民芸運動のパイオニアとして知られる柳宗悦の言葉。『人間を超えた力をもつ自然への従順が生み出す美。自然の恵みを生かし切る樺細工の美しさは、日本人のみならず、どんな人の心にも響くだろう』。かくして秋田を代表する伝統工芸品は世界で活躍するデザイナーを引き寄せ、国際見本市で世界的ブランドの目に留まることになったのです。

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