「県職員の士気低下も」 識者は部長のゴルフ同行批判

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ゴルフ旅行に同行した草なぎ作博観光文化スポーツ部長(右)、水澤聡産業労働部長の2人も判断の甘さを謝罪

 佐竹敬久知事が、秋田県が記録的大雨に見舞われる中でゴルフをしていた問題では、危機意識が低く、内向きな佐竹県政の体質が露呈した。知事自身もゴルフ旅行に同行した職員との関係性について「仲間意識が強すぎた」と釈明。これについて知事経験のある識者からは「緊張感のなさに驚く」「職員の士気低下につながる」との声が上がっている。

 佐竹知事の説明によると宮城県へのゴルフ旅行には、県の水澤聡産業労働部長と草なぎ作博観光文化スポーツ部長が同行。2部長は知事の車に同乗して運転手を務めたほか、参加者の夕食の弁当を片付けるなどした。3人はこれまでも一緒にゴルフに出掛ける間柄だったという。

 これについて、岩手県知事を務めた増田寛也元総務相は、知事が特定の職員と私的に仲良くするようになると他の職員が人事などに対し、疑念を抱く可能性があると指摘。自らは県職員とゴルフに行くことはなかったとし「知事に近い、遠いといった距離感を県職員が気にするようになると組織全体の士気に影響が出る。職員に疑念を抱かせないよう気を付けるのはトップリーダーとして大切なことだ」と説く。

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佐竹知事のゴルフ問題、虚偽説明の背景を取材しました