「風の松原」テーマに来月舞台 史実基に先人の苦労伝える

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公演に向けて稽古に励む出演者。中央が山崎さん=東京・新宿

 東京を拠点に歴史上の偉人にスポットを当てた時代劇を演じる劇団熱血天使が来月3日、秋田県能代市の「風の松原」をテーマにした舞台「風の松原―明日を植えるひと―」を同市文化会館中ホールで上演する。主人公のハルを演じるのは、同市出身の山崎愛実さん(29)=東京都稲城市。「松原の現状を知り、一緒に守っていこうと立ち上がってくれる人がいたらうれしい」と話す。

 物語は江戸後期が舞台。史実をベースにフィクションを交え、芝居に歌と踊りを絡めながら後世のために松原をつくり上げてきた先人の苦労や熱意を伝える。

 山崎さん演じるハルは、私財を投じて砂防林造成に着手した越後屋太郎右衛門の子孫という設定。身を削ってまでも松原を守る必要があるのか疑問を感じていたが、先人の思いに触れて心境が変わっていく。

 開演は昼の回が午後0時半、夜の回が同6時。一般2千円。学生千円。前売り券は市文化会館や能代観光協会の窓口などで販売している。午後2時15分からは「風の松原の未来について」と題してシンポジウムも行う。9月29日~10月1日の3日間、東京・新宿の「絵空箱」でも公演する。問い合わせは山崎さんTEL080・8739・5099

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