バッタ博士・前野さん「将来の夢のヒントは図書館に」

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クイズを出題しながらバッタの生態を解説する前野さん(右)

 国際農林水産業研究センター(茨城県)の研究員としてバッタ研究に取り組む前野ウルド浩太郎さん(37)=秋田市出身=を講師に招いた市民講座がこのほど、秋田市のほくとライブラリー土崎図書館で開かれた。親子連れら82人が国内外でバッタを調べる「バッタ博士」の話に聞き入った。同館の主催。

 前野さんは2011年から3年間、アフリカ北西部のモーリタニアに滞在。大量繁殖して1日100キロ以上飛び回り、農作物の食害を引き起こすサバクトビバッタ(体長8センチ前後)の生態を調べた。

 その結果、夕方は植物がある方向に大群で移動し、夜は大木に寄り付く傾向があることを突き止めた。前野さんは「従来は殺虫剤で駆除していたが、習性が分かれば環境に負荷をかけずに捕獲することが可能になる」と語り、バッタを捕獲する様子などを収めた写真や動画を紹介した。

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