フジタ展開幕、県立美術館 「構図」「争闘」など80点展示

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 洋画家藤田嗣治(1886~1968年)の人物画を集めた特別展「レオナール・フジタとモデルたち」が9日、秋田市中通の秋田県立美術館(平野庫太郎館長)で開幕した。藤田が旧県立美術館(同市千秋明徳町)への展示を申し出ながら、実現しなかったとされる大作「構図」「争闘」を含む約80点を展示している。県や秋田魁新報社などでつくる実行委員会の主催。11月12日まで。

 1928年制作の「構図」と「争闘」(いずれもミュゼ・メゾン=アトリエ・フジタ、エソンヌ県議会蔵)は、「西洋美術史に名を残したい」という野心に燃えていた藤田が、初めて群像表現に挑んだ記念碑的作品。3メートル四方の2点ずつが対をなし、筋骨隆々の男性やさまざまなポーズの裸婦が動物と共に描かれている。

 午前10時~午後6時。10月16日は展示替えのため休館。一般が1300円、大学生900円、高校生以下は無料。

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