JAふるさと横領、被害総額は9400万

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 JA秋田ふるさと(横手市、小田嶋契組合長)の常勤監事の男性=先月20日に死亡、当時(59)=が組合内部の資金を横領していた問題で、同JAは20日、専門家も加えて再調査した結果、横領額が当初判明分から約3600万円膨らみ、総額約9400万円に上ると発表した。期間は2003年11月から約14年に及んだが、各種監査などでも不正を見抜けず被害が拡大した。

 同JAによると、男性は03年11月、自身が管理する貯金口座を開設。税金関係の仮払金名目で架空の伝票を作り、口座に入金して現金を引き出す手口を繰り返していた。

 さらに仮払金の不正について発覚を免れるため、農産物販売などで生じた消費税を過少申告して税務署に納付。本来の納税額との差額を原資に充て、架空経費の穴埋めをしていた。

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