旧池田家洋館、重文指定へ 文化審議会が答申

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国重要文化財に指定される見通しとなった旧池田家住宅洋館

 国の文化審議会(馬渕明子会長)は20日、秋田県大仙市高梨の「旧池田家住宅洋館」を含む建造物7件を重要文化財に指定するよう林芳正文部科学相に答申した。同洋館は「地方における建築技術・意匠の受容と展開を理解する上で高い価値を有する」と評価された。本県の重要文化財(建造物)は27件となる。

 旧池田家住宅洋館は1922(大正11)年、東北三大地主として知られた池田家の屋敷地に建てられた。北東北3県で現存する最古級の鉄筋コンクリート造建築。設計は秋田市出身の建築家・今村敬輔が手掛けた。

 建築面積は約151・34平方メートル。2階建てで、ドームを載せた塔屋を正面に設けている。外壁は白磁のタイル張り。室内の壁には、かって国会議事堂内にも使われた高級壁紙「金唐革紙(きんからかわかみ)」を用いている。

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