佐々木希さんが魁の「編集長」に 秋田の魅力全国へ発信

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「秋田の魅力発信」編集長に就任し、腕章を着けてなまはげと記念撮影する佐々木希さん

 秋田市出身の女優佐々木希さん(29)が17日、秋田魁新報社「秋田の魅力発信」編集長に就任した。同日、東京・内幸町の日本プレスセンタービルで開かれた就任式で、佐々木さんは「取材するのを楽しみにしている。しっかりと秋田の魅力を知って、皆さんに伝えたい」と述べた。来月以降、県内各地を訪ね、魅力的な特産品の数々や、教育・農業の現場などを取材。内容は同紙紙面に掲載されるほか、取材している様子の動画が同紙電子版などで配信される。

 同社の小笠原直樹社長が「豊かな感性で、秋田の素晴らしさを日本や世界に発信してください」と述べ、佐々木さんに委嘱状を手渡した。佐々木さんは「編集長」の名刺や取材で使う腕章を受け取り、「うれしい」と笑顔を見せた。

 編集長の初仕事として、郷土料理「しょっつる鍋」の取材に挑戦。大勢の報道陣を前に、東京・新橋で秋田郷土料理「雪の華」を経営する関本洋子さん(70)=秋田市出身=に、しょっつるの特徴やハタハタが入った鍋の作り方などについてインタビュー。

 「んだよなー」「ハタハタのブリコもうめなー」などと秋田弁を交えながら優しく語り掛け、早速懐に飛び込んだ様子。写真撮影では会話を弾ませて空気を和ませ、関本さんの柔らかい表情を引き出していた。

 この後、ブリコの入った鍋を試食。「しったげうめー」と笑顔を見せ、「しょし(恥ずかしい)けど、秋田のPR頑張る!」と抱負を語った。最後はなまはげ2匹が登場し、佐々木さんを激励した。

 佐々木さんにとって、秋田は「いつも温かく、帰るとほっとする場所」。「秋田でエネルギーをチャージし、東京で仕事を頑張っています」と郷土への思いを口にした。興味のある取材に、伝統工芸品や農産物の生産現場などを挙げ「作り手の思いを聞いて、学びたい」と意気込みを語った。

 編集長就任は、「秋田のために何かをしたい」という佐々木さんの思いを受けた秋田魁新報社が、佐々木さんの発信力を生かして県内外に秋田の魅力を伝えてもらおうと提案した。

秋田魁新報