社会人アスリートを社員に 県が奨励金、3人採用

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社会人アスリートの就職を支援する県のサポート事業を活用した企業に採用され、今年9月の国体で活躍したカヌーの佐々木選手(左)と佐藤選手(中央)。仕事に打ち込むレスリングの菊地選手(右)

 実績のある社会人アスリートの正規雇用を促そうと秋田県は本年度、採用した企業に選手の活動経費を補助するなどのサポート事業を始めた。これを活用し、県内3社が各1人を採用。選手は競技に打ち込める環境を確保でき、雇用した側は宣伝効果や職場の活性化、社員の一体感の醸成などが期待できるとされ、こうした採用の動きがさらに続くか注目される。

 この事業は、働きながら競技を続けたい選手の受け皿を増やすのが目的。国内外の大会で一定の実績を持つ選手を採用した場合、選手1人につき200万円の雇用奨励金を企業に支給する。選手の活動経費も年間240万円まで最長5年間補助。県体育協会内の無料職業紹介所で選手と企業のマッチングをしている。

 民間企業の秋田病理組織細胞診研究センター(秋田市)は4月、カヌーで2020年東京五輪出場を目指す仙北市出身の佐藤彩乃選手(20)を採用した。同社は以前から用具購入などで佐藤選手を支援し、採用も検討していたといい、県のサポート事業が追い風になった。

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