県、前議長と面会後に補助金返還を撤回 「にかほ陣屋」増築

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乳畜産物加工販売棟に増築したにかほ陣屋のカラオケ施設

 秋田県にかほ市金浦の6次産業化拠点施設「にかほ陣屋」の増築内容が補助金の交付要件に合わないとして、県がいったん返還を検討したものの、施設運営会社の最大出資元の会社役員で前県議会議長の渋谷正敏氏(69)が拒んだ後に、返還不要と事務処理していたことが21日、分かった。県生活と健康を守る会連合会(県生連、鈴木正和会長)が記者会見し明らかにした。

 県生連が情報公開した県の開示文書によると、増築部分は乳畜産物を加工販売する施設に隣接。センター社は壁の一部を壊した上で、自己資金でカラオケ施設を建設した。県は工事中だった15年11月9日に増築を把握。カラオケは6次産業化の推進という補助事業の目的に合わないとし、取り壊した壁などの費用40万円の返還が必要と試算した。

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