「前議長に怒鳴り散らされた」 行政ゆがめられた?

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「にかほ陣屋」を巡る県補助金の経緯

 行政はゆがめられたのか―。秋田県生活と健康を守る会連合会(県生連)が21日に公開した公文書には県当局が「にかほ陣屋」(にかほ市金浦)のカラオケ施設増築に関し、補助金返還が必要と感じながら、渋谷正敏前県議会議長との面会直後に返還不要と判断を急変していた実態が記されていた。

 公文書によると、県側は2015年11月9日に「にかほ陣屋」がカラオケ施設の工事に着手したことを確認。同11日付のメモには、カラオケ施設の増築を知った県が所見として、「陣屋から飲食原材料を仕入れたり看板に工夫があるため担当部署として受理できても、第3者への説明困難と考え、議長に思いとどまるよう説得か」と記載。

 12月10日の文書には「カラオケ施設の造成は6次産業化拠点施設の事業目的には合致しない。県財務規則に基づき、一部補助金の返還が必要になる」とし、返還額は約40万円に上るとの試算も出した。

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