北朝鮮の漁船遭難か、男性8人保護 由利本荘市

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由利本荘市の「本荘マリーナ」付近に漂着した木造船=24日午前10時15分

 23日午後11時半ごろ、秋田県由利本荘市石脇の船舶係留施設「本荘マリーナ」付近に「不審者がいる」と、近くの住民から110番があった。駆け付けた由利本荘署員が国籍不明の男性8人を発見、保護した。朝鮮語で「イカ漁をするために北朝鮮から出港した」と話しており、出漁中に遭難したとみられる。全員、北朝鮮への早期帰国を望んでいるという。

 近くの消波ブロック付近では長さ15~20メートルの漁船らしき木造船も見つかった。捜査関係者によると、8人は「イカ漁で約1カ月前に北朝鮮の港を出発した。数週間で戻る予定だったが、エンジンが故障し漂流した」と説明している。全員命に別条はなく、出航時から8人で死者や行方不明者はいないという。船は船尾部分が破損、水揚げしたとみられるイカが船内にあった。

 船のプレートにはハングルで「チョンジン」と読める表記があり、日本海に面した北朝鮮北東部の都市、清津の可能性がある。

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