BB秋田・Vへの軌跡(上)勝ちパターン 「先行逃げ切り」確立

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秋田の得点源となったFW田中智大(右)。J3で4位の15ゴールと活躍した=10月22日、秋田市のあきぎんスタジアム

 秋田の進撃は3月12日、アウェーでの開幕戦で、昨季J2で戦った北九州と引き分けたことから始まった。6連勝を含む開幕からの無敗を15試合とし、チーム記録を更新した。5戦目を終えた4月30日に単独首位に立ち、その座を4カ月余り守った。

 首位をひた走っていた6月末、秋田はJ2昇格に必要なライセンスの取得申請を見送った。取得に必要な本拠地スタジアムがないためだ。この決断により、秋田はJ2昇格圏(2位以内)に入ったとしても来季はJ2に上がれないことが確定した。

 ただ、選手たちはそうなることを想定していたようで、「目標は初めから優勝。それは何も変わっていない」と口をそろえた。MF前山恭平は「(秋田が昨季4位になり)今季は本気で優勝を狙おうという機運が生まれていた」と明かす。J2昇格の可否とは無関係に、チーム全体で目標を共有できていたという。

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