秋田へ定住希望6割 東日本大震災避難者、地域に溶け込む

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 東日本大震災や東京電力福島第1原発事故で秋田県に避難した人を対象に県が行ったアンケートで、本県に「定住している」「定住したい」と回答した世帯が、初めて全体の6割を超えた。長引く避難生活の中で故郷への思いを強くしつつも、本県で住民と交流し自然に親しむなどして地域に溶け込んでいる状況が浮かび上がった。

 アンケートは、避難者がどんな支援を求めているかを把握する目的で、県が2012年度から毎年実施。17年度は7月に避難している全265世帯にアンケート用紙を郵送し、47・9%に当たる127世帯(出身地別では福島95、宮城27、岩手5)から回答を得た。

 県被災者受入支援室によると、「定住している」と答えたのは40世帯(31・5%)、「定住したい」は37世帯(29・1%)で、合わせると77世帯(60・6%)に上った。定住を選んだ理由については、「家族に本県出身者がいる」が27世帯(35・1%)で最も多く、次いで「親類や知人がいる」16世帯(20・8%)、「教育環境や子どもの学校の関係」9世帯(11・7%)など。

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