JAおばこ事務処理「重大欠陥」 全国監査機構が指摘

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JA秋田おばこの本所=25日、大仙市

 農業協同組合の監査組織であるJA全国監査機構(東京)が、多額の累積赤字が明らかになったJA秋田おばこ(本所秋田県大仙市)に対して、コメの直接販売の事務処理に「重大な欠陥が生じている」と指摘していたことが5日、分かった。おばこの内規に反する事務処理が複数年行われ、特定の人に依存した事務が認められるなどとして、「直接販売は抜本的な見直しが必要」と改善を求めた。

 複数の関係者によると、おばこはコメの卸業者との間で、年産ごとの販売数量や単価などの条件を定めた契約を結ばずに取引していた。さらに理事会で審議、決定しなければならない各年産のコメの販売数量、販売先などを定めた販売計画を作成していなかった。直接販売の在庫量についても、実態と異なる内容を理事会に報告していた。

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