嫁つつき、小屋焼き、鳥追い… 上郷の小正月行事

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新婚家庭では、子宝を願う「嫁つつき」が2年ぶりに行われた=14日、にかほ市象潟町の大森地区

 秋田県にかほ市に伝わる小正月行事が14、15の両日、各地区で行われ、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈り、子宝に恵まれることなどを願った。

 国の重要無形民俗文化財「上郷の小正月行事」がにかほ市で行われている。このうち同市象潟町の大森、横岡両地区では「小屋焼き」「嫁つつき」「鳥追い」といった主要行事が繰り広げられている。

 大森地区では14日朝、住民がわらを集めて集落の入り口付近に建てた、高さ約2・5メートルの「サエの神小屋」に火を放つ「小屋焼き」を行った。パチパチと音を立てながら燃えていく間、小中学生6人が太鼓を鳴らしながら「サエの神の歌」を歌った。

 午後には、昨年までに結婚した新婚夫婦の家で子孫繁栄を祈る「嫁つつき」が2年ぶりに行われた。

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