硫黄島で都の戦没者を追悼 「惨禍、繰り返さない」

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東京都の硫黄島戦没者慰霊式で、「鎮魂の丘」慰霊碑に献花をする遺族ら=18日午後、東京都小笠原村の硫黄島(代表撮影)

 2万人を超える日本兵が戦死した太平洋戦争末期の激戦地、硫黄島(東京都小笠原村)で18日、都主催の戦没者追悼式があり、遺族35人と都関係者が参列して鎮魂の祈りをささげた。島で父を亡くした中野区の稲尾宣子さん(73)が遺族を代表し「硫黄島へ行くたびに父への思いは強くなるばかり。平和な日々が続くよう子や孫に語り継ぎ、戦争の惨禍を繰り返さないことを誓う」と述べた。

 追悼式は都の慰霊施設「鎮魂の丘」で開かれた。都幹部は「この島の悲しい歴史を風化させることなく、次世代に伝えていくことが私たちに課せられた重要な使命だ」との小池百合子知事の式辞を代読した。