記録的大雨から半年 「行政は万全の対策を」菊地正さん

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「先を読んだ行動を」と訴える菊地さん=大仙市南外

 昨年7月に秋田県内を襲った豪雨は、22日で発生から半年を迎える。豪雨の発生に当たってどう行動し、どんな教訓を得たか語ってもらった。

◇菊地正さん(71)大仙市南外

 「夏の豪雨では行政の対応が後手に回っていた印象。臨機応変かつ冷静な判断で対応することが大切だ」―。雄物川の南側にある南外の揚坊(あげぼう)地区で自治会長を務める菊地正さん(71)は振り返った。同地区は23世帯。集落の中を流れる雄物川の支流・楢岡川がたびたび氾濫していた。

 7月22日は夕方にかけて雨脚が強まり、菊地さんは「雨(の量)が余計だ。あぶねな」と不安を覚えた。午後6時半ごろから1人暮らしの高齢者宅を中心に訪問し、「不安なら避難を」と呼び掛けた。留守中に市などから連絡が入った場合を想定し、妻ユリ子さん(71)を自宅に待機させた。菊地さんが帰宅したのは午前1時を回っていた。

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