自宅放火母親殺害事件、起訴内容認める 秋田地裁で初公判

お気に入りに登録

 自宅に火を付けて同居する母親=当時(74)=を焼死させたとして、殺人と現住建造物等放火の罪に問われた秋田県羽後町田代、板金工武田清美被告(52)の裁判員裁判初公判が23日、秋田地裁(三浦隆昭裁判長)で開かれ、武田被告は「(間違い)ありません」と起訴内容を認めた。

 冒頭陳述で検察側は、家の老朽化が進んでいることや妻のことについて母チヤさんから小言を言われ、不満を募らせて犯行に至ったと指摘。「首を絞めて気絶させた後、ストーブと母親に灯油をかけて燃え上がらせた。母親の失火と見せかけ、火災保険金を受け取ろうとした」と述べた。

 弁護側は「保険金目的ではない」と反論。妻と母との嫁しゅうとめ問題で板挟みになり、精神的に追い込まれていたとし、「母と家がなくなれば(悩みから)解放されると思って犯行に及んだ」と主張した。

(全文 531 文字 / 残り 175 文字)