津波警報、すぐに高台へ 石巻の元教員が防災講話

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災害時の対応を学んだ授業

 災害時の対応について学ぶ授業がこのほど、秋田県にかほ市の象潟小学校で行われた。東日本大震災の発生時、宮城県石巻市の小学校で教頭を務めていた佐藤茂久さん(66)が体験を語り、5、6年生や教員ら約130人が熱心に耳を傾けた。

 象潟小は市の防災教育推進モデル校に指定されている。児童の災害時の対応力、防災意識の向上を目指して語り部事業を行っている公益社団法人「みらいサポート石巻」から佐藤さんを招いた。

 佐藤さんが勤務していた石巻市の湊第二小学校は、海岸から約700メートル、川から約600メートルの場所にあった。6時間目の授業中に地震が発生し、児童はいったん校庭に避難したものの、大津波警報が発令されたため校舎3階に地域住民と共に再度避難。その後の津波で校舎1階は水没したが、学校に避難した児童や住民計約700人は無事だった。

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