濱乃家100年(下)3代目竹島知憲社長に聞く 秋田の料理守り抜く

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竹島知憲社長

 今年10月に100周年を迎える秋田市の料亭「濱乃家」の3代目社長、竹島知憲さん(63)に、料亭の役割や今後の展望を聞いた。

 ―節目を迎える心境は。

 20歳で家業に入り、40年以上が過ぎた。結婚式場やホテルが増えたことで、料亭の冠婚葬祭の利用が減るなど、時代の流れで営業形態は変わった。年々厳しくなる経営環境をどう乗り越え、料亭を守るかを常に考えてきた。時代を捉えた取り組みの一例として、秋田空港が開港した1981年に始めたきりたんぽの地方発送がある。当時は両親に「店に来てもらって料理を提供するのが料亭。まっとうな商売をしろ」と叱られた。それでも粘り強く続け、今や売り上げの大きなウエートを占めるようになった。

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