由利本荘「ひな街道」10日から 華やかな人形お出まし

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
華やかなひな人形がずらりと並ぶ本荘郷土資料館

 秋田県由利本荘市の旧家などに伝わるおひなさまを市内各地で展示する「由利本荘ひな街道」が、10日から始まる。4月8日までの期間中、市内六つの資料館や美術館で企画展「春を呼ぶおひな様」を開催。各会場では華やかなひな人形の飾り付けが進んでいる。市観光協会主催。

 企画展の会場の一つ、本荘郷土資料館(同市石脇)では、本荘地域の旧家や寺から寄贈されたり借り受けたりしたひな人形やひな飾りを展示。本荘藩六郷家の菩提(ぼだい)寺・永泉寺(ようせんじ)所蔵の古今雛(びな)は端正な顔立ちが特長で、第11代藩主政鑑(まさあきら)が娘賀子(よしこ)の結婚祝いに贈ったとされる。たんすや鏡台といった武家の婚礼道具をミニチュア化したひな道具は、黒漆に牡丹(ぼたん)唐草の金蒔絵(まきえ)が施されるなど精巧な作りで見応えがある。

(全文 648 文字 / 残り 296 文字)