東海林太郎人柄知って メッセージ入り日章旗、音楽館へ寄贈

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東海林太郎から贈られた日章旗を持つ歩さん(左から2人目)と美苗さん(右)。左は音楽館の佐々木館長

 秋田市出身の国民的歌手、東海林太郎(1898~1972年)が戦争に召集された男性に贈り、最近発見されたメッセージ入りの日章旗が11日、所有者から同市大町の東海林太郎音楽館に寄贈された。東海林が愛用したえんび服やコート、レコードなどゆかりの品々と共に展示された。

 日章旗は縦73センチ、横90センチ。「祈 武運長久」の文言や東海林が歌った「愛国行進曲」の一節が、東海林太郎の名前と共に記されている。

 湯沢市の東海林三郎さん(故人、改名後は三佐夫)に宛てた日章旗で、兄・佐一郎さんと親交のあった東海林が、召集令状が届いたと聞いて贈ったとみられる。存在を知った音楽館の佐々木三知夫館長(71)が知人を介して探し、昨年12月に三郎さんの孫の歩さん(46)宅に保管されていたことが分かった。

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