地方点描:クルミの死[男鹿支局]

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 先月28日に死んだ男鹿水族館GAOの雌のホッキョクグマ「クルミ」。GAOが館内に設けた献花台に、県内外から花が寄せられている。添えられたメッセージには「たくさんの思い出をありがとう」「秋田に来てくれてありがとう」などと感謝の言葉が並ぶ。涙を浮かべ手を合わせる人もいた。

 クルミは釧路市動物園(北海道)で生まれ、国内8施設が参加した「ホッキョクグマ繁殖プロジェクト」の一環で2011年、雄の豪太の「花嫁」としてGAOにやって来た。12年12月には雌の「ミルク」を産み、初めての子育てを立派に成し遂げた。ミルクとの仲むつまじい姿や、器用におもちゃで遊ぶ姿に笑顔と元気をもらった人は多いだろう。

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