JAおばこ赤字・未収金、実態解明なるか 第三者委発足へ

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JA秋田おばこ本所

 コメの販売で巨額の累積赤字と未収金を発生させたJA秋田おばこ(本所大仙市、原喜孝組合長)は20日にも、県内の弁護士ら第三者による調査委員会を立ち上げる。昨年の赤字発覚を受け、おばこは内部調査委員会を立ち上げて先月まで約1カ月間、原因や背景を調べたが、実態解明に至らず、県が農業協同組合法に基づき調査、報告を求めた。一連の問題がなぜ、どのように起き、赤字をどう処理するのか。第三者委員会がどこまで実態に迫ることができるかが焦点となる。

【赤字の発生原因は?】

 おばこのコメ収支の累積赤字は、直接販売を始めた2004年産から16年産まで55億9700万円に上る。おばこは人員や電算システムなど会計処理の態勢が不十分なまま、コメの取扱量を増やし、事務作業が煩雑化したのが要因と説明する。しかし、内部調査委は具体的な原因は「特定できない」とし、実態は不明のままだ。

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