田植え自動化、農家の負担減 八郎湖汚濁防止にも効果

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GNSSを活用し、自動操縦する田植え機。昨年5月の実演会では多くの農家が試乗体験した

 衛星を使った高精度の位置計測システム「GNSS」を活用し、自動操縦が可能な田植え機の研究開発に取り組む「大潟村GNSS利用コンソーシアム」は19日、秋田県大潟村のJA大潟村でこれまで蓄積した成果の発表会を開いた。自動操縦による農家の負担軽減や、農業排水の抑制に伴う八郎湖の水質汚濁防止といった効果について報告した。村の農家ら約80人が参加した。

 コンソーシアムは、県立大と県農業試験場、農研機構東北農業研究センター(盛岡市)で組織。八郎湖の場合、代かき後に水田から出る農業排水が水質汚濁の一因となってきた。こうした課題の解決策として、水を張ったまま田植えができる自動操縦システムを開発。2016年10月から本格的な研究を重ねている。昨年5月には、大潟村の水田で実演会も行った。

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