小林兄弟、夢舞台で課題と収穫 「花輪育ち」五輪ジャンパー

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ジャンプ団体で1回目の飛躍を終えた小林陵侑選手(左)。右は兄の潤志郎選手=19日、平昌

平昌(ピョンチャン)冬季五輪ノルディックスキーのジャンプは全日程を消化し、小林潤志郎選手(26)=雪印メグミルク=と陵侑(りょうゆう)選手(21)=土屋ホーム=の兄弟が初の五輪を終えた。岩手県八幡平市出身の2人は幼い頃から、隣の秋田県鹿角市の花輪スキー場で腕を磨いてきた。今大会、兄は不調に悩み、弟は個人ノーマルヒルで7位入賞。「花輪育ち」の兄弟はそれぞれに課題と収穫をつかみ、新たな戦いに目を向けた。

 今大会、陵侑選手は現地入りしてから調子を上げた。6位になった団体戦では各国のエースと競う最終4番手に抜てきされ、130メートル台のジャンプを2本そろえて意地を見せた。一方の潤志郎選手は今大会を通じて踏み切りのタイミングに苦しんだ。ノーマルヒルで2本目に進めず、ラージヒルは24位。団体戦ではメンバーから外れた。

 「五輪にピークを合わせられた」(陵侑選手)、「やりたいことができずに終わった」(潤志郎選手)と、感想は対照的だった。それでも弟は「(4年後に)また五輪の舞台に戻って戦いたい」、兄は「結果を受け止め、次に生かしていければと思う」。前を向く気持ちは一致していた。

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