古里の名掲げる人気店 新宿・杉大門通りの「秋田北秋田」

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ぬくもりのある雰囲気の「秋田北秋田」の店内

 東京・新宿の地下鉄四谷三丁目駅から飲食店が立ち並ぶ杉大門通りに入ると、居酒屋「秋田北秋田」の看板が目に留まる。カウンター6席、テーブル6席のこぢんまりとしたこの店を経営するのは、旧合川町(現北秋田市)出身の御所野久樹さん(67)。古里の地名を東京で知ってもらいたいと店名に掲げ、13年目になる。客層の多くはサラリーマン。「秋田の人にも看板を見て立ち寄ってほしい」と話す。

 新鮮な豚の内臓を使った「もつ煮込み」や北海道から仕入れた「コマイの一夜干し」が人気のメニュー。いぶりがっこのほか、大根おろしや山芋と一緒に味わうトンブリなど、秋田らしい料理もある。稲庭うどん風の麺を豚肉や野菜と一緒に炒め、しょうゆで味付けした焼きうどんも好評。取り扱う日本酒は高清水だ。

 カウンターの中で料理の腕を振るうのは、御所野さんのパートナー榎本由美さん(61)。ほろ酔いの客には「気を付けて帰りなよ」、次の店に行く客には「行ってらっしゃい」と声を掛け、温かく見送る。

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