由利工物語「地域に愛される学校」になるまで(下)園児との交流下地に

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
石脇西保育園との長年の交流も、由利工の生徒たちの成長につながった

 2013年秋、野球部から生徒会長が誕生した。主将でもあった渡辺瑞基さん(21)=会社員、秋田市=だ。いつも全校応援してくれる学校に恩返しをしたいとの思いで立候補したという。

 「生徒に礼儀正しさが身に付けば、学校全体のイメージアップにもつながる」。そう考えた渡辺さんはあいさつ運動をリードし、立ち止まって上体を20度傾ける「野球部流あいさつ」を部員と全校集会で披露した。渡辺さんを筆頭に、野球部が率先して取り組むことであいさつの輪は広がっていった。

 渡辺さんは「あいさつが甲子園につながるとは思いもしなかったが、継続は力なりを実感する。一過性で終わらせず、後輩たちが続けてくれたおかげですね」と話す。

(全文 1042 文字 / 残り 742 文字)

連載企画:由利工物語「地域に愛される学校」になるまで