木造船漂着、行旅死亡人の経費急増 県予算、例年の6倍

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男鹿市の宮沢海水浴場に漂着し、中から8人の遺体が見つかった木造船=昨年11月

 身元が分からない「行旅(こうりょ)死亡人」の火葬などの費用に充てられる秋田県の2017年度予算が、例年の6倍以上に膨らんでいる。昨秋以降、本県沿岸で北朝鮮籍とみられる木造船と遺体の漂着が相次ぎ、火葬費が急増した。

 「行旅病人及行旅死亡人取扱法」によると、行旅死亡人は氏名や本籍地・住所などが判明せず、引き取り手がいない死者を指す。市町村が火葬し、費用は中核市の秋田市を除き、県が負担することになっている。行旅病人の診療費も県が負担する。

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