中国で植樹100万本超え 林業育成協、草の根交流から拡大

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県林業育成協会が植樹した中国蘭州市の山地

 秋田県内の製材業者でつくる県林業育成協会(武田英文会長)が、中国・甘粛省で取り組んできた植樹が100万本を超えた。培った造林技術を隣国の砂漠化防止に役立てようと2004年に蘭州市で始まり、近年は敦煌市や天水市にも広がる。武田会長は「森林造成は農地や住環境の改善につながる。林業、農業関係者と交流も深まった」と語り、活動を次世代にも引き継ぎたいと意欲をみせる。

 経済発展が急激に進む中国では、乱伐などにより、農地の劣化や洪水被害が発生。周辺国への黄砂の飛来も問題となっている。協会は、県の友好提携都市である甘粛省も同様の問題に直面していると知り、県内での50年以上に及ぶ植林活動の知見を生かすことにした。

 日中緑化交流基金(東京)から毎年700万円前後の助成を受けながら、蘭州市に植樹作業を委託。乾燥に強いコノテカシワとヤマアンズの苗木を植え続けてきた。

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