秋田市の旧映画館ビル解体へ 跡地活用「有楽町に活気戻す」

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解体が決まった旧第一シネマビル

 秋田市南通亀の町の通称・有楽町にある旧映画館ビル「第一シネマビル」が5月までに解体される。「秋田パンテオン」や「秋田有楽座」が入居し、県内最大の映画館街のにぎわいを支えたが、近年は空きビルとなっていた。県内建設大手の沢木組(男鹿市)の子会社が昨年末、土地を取得。今後について、再び有楽町に活気を生むような方策を考えたいとしている。

 ビルは1968年6月に建てられた。2004年以降、パンテオンと有楽座が相次いで閉館。ビルを所有し映画館を運営していた会社は11年に破産した。ビルと土地は競売に掛けられ、所有者は変わったが、入居者はなかった。

 沢木組の沢木則明社長(58)は「昔の有楽町は華やかで、子どもの頃の思い出の場所」と語り、近年の閑散とした状況を寂しく思っていたという。「跡地の用途は未定だが、二つの土地を連動させ、有楽町に活気を生み出したい」と話す。他社との共同事業化も念頭に、商業利用を目指す考えだ。

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