由利工・球春の陣(上)体力 筋力強化、食事も改善

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ゴムチューブを使ったトレーニングを行う由利工の選手。この冬は筋力アップに時間を割いた=同校室内練習場

 甲子園球場で23日開幕する選抜高校野球大会に由利工が21世紀枠で出場する。選手たちは昨秋以降、筋力強化に励み、今月中旬からは沖縄遠征や大阪入り後の練習試合で実戦感覚を磨いてきた。春夏通じて初出場の甲子園に臨むチームの現状を紹介する。

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 「自分たちの体は圧倒的に小さい」。東北大会に春秋通じて初出場を果たした昨秋、畑山陸翔主将(2年)はそう思ったという。優勝した聖光学院(福島)や、準々決勝で対戦した花巻東(岩手)などの選手のスイングは由利工ナインよりずっと速く、力強かったからだ。強豪校の選手とは基礎体力の差があると感じた。それを埋めるためには筋力をつけ体を一回り大きくすることが必要だと考えた。

 昨年11月の明治神宮大会高校の部を見に行った渡辺義久監督も同じ危機感を抱いた。「土台づくりから始めなければ」。そこから今夏の大会を見据え、筋力トレーニングを重点的に行うことを決めた。スクワットやベンチプレスをこなしたり、ゴムチューブを使ったトレーニングを行ったりした。

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