募金で「夢列車」完成 秋田内陸線、マタギをイメージ

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「マタギ」をイメージしたデザインに生まれ変わったお座敷車両

 「秋田内陸線夢列車プロジェクト」(西木正明実行委員長)が全国から集めた寄付約1880万円で改修したお座敷車両が完成し、北秋田市の阿仁合駅で21日、お披露目会が行われた。内外装とも沿線文化を象徴する「マタギ」のイメージで統一した。

 同プロジェクトは、赤字経営が続く内陸線を応援しようと、2015年6月から募金活動をスタート。目標とする新車両購入のための1億5千万円には届かなかったが、2年間で全国の鉄道ファンや沿線住民から1879万2311円が寄せられた。車両のリニューアルに計画を変更し、今年3月から改修工事に取りかかっていた。

 完成した車両は、赤とベージュの2色で塗装され、側面にはクマとマタギのシルエットが描かれているほか、「叉鬼(またぎ)」の文字を図案化したロゴマークもあしらわれた。車内はテーブルや畳を新調し、トイレは洋式にした。クマの毛皮の敷物やみの、草履なども展示されており、マタギの雰囲気を感じることができる。

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