さまようクマ:恵み(3)食肉の利用広がらず

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大鍋で調理されるクマの肉=今月15日、由利本荘市鳥海町

 直径70センチほどの大鍋が二つ。ふたを取ると、もうもうと上がる湯気の間から、ぐつぐつと煮込まれるクマ肉がのぞく。

 今月15日、由利本荘市鳥海町の笹子(じねご)地区。鍋の中身は、猟友会員たちが前日に山で捕獲したクマだ。

 この時期、山々では県による生息数調査が一斉に行われる。目撃された頭数や足跡などのデータが、推定生息数を割り出すための基礎資料となる。

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