華やかに舞う新橋芸者 24日から東をどり

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「東をどり」の本番を前に、リハーサルの舞台ざらいでフィナーレの踊りを舞う新橋芸者=23日午後、東京・新橋演舞場

 東京の新橋芸者たちが華やかに舞う「第94回 東をどり」が24日から始まるのを前に、リハーサルの「舞台ざらい」が23日、東京・新橋演舞場で行われた。

 今年は「古典で見せる新橋の芸」をテーマに、日舞西川流鯉風派家元の西川左近さんが総合構成と演出を手掛ける。豪遊の果てに身を持ち崩した商人が太夫(遊女)の幻を追うドラマチックな清元の演目「幻椀久」などを上演。フィナーレは、大勢の芸者衆が黒い着物で舞台に勢ぞろいし、扇子を手にあでやかに踊った。

 主催の東京新橋組合・頭取の岡副真吾さんは「今年は『これぞ新橋』という、古典のいいところづくし。スターを見つけにいらしてください」と話している。太夫を演じた小喜美さんは「東をどりは先輩方が築いた、伝統ある最高の舞台。お客さんとともに先輩方への感謝も込めた舞でもあります」と語る。

 会場には金田中や新喜楽などの料亭の弁当が販売されるほか、芸者衆の点茶席も設けられ、粋な芸妓文化を紹介する。27日まで、計10回公演が行われる。