土器や土坑出土 湯沢・国道13号横堀道路予定地に2遺跡

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山口遺跡で出土した土器(上)と、赤塚遺跡で見つかった朱塗り土器(県教育庁文化財保護室提供)

 秋田県湯沢市の国道13号横堀道路の建設予定地で県教育庁文化財保護室が4月から行っている埋蔵物の試掘調査で、縄文時代中期後半(約4500年前)と、奈良~平安時代の遺跡が相次いで見つかった。発見場所はともに国道13号と108号の交差点から半径1キロ以内の役内川流域。これまでに縄文遺跡や中世の館跡もこの流域で見つかっており、同保護室は「昔から交通の要所で、生活に適した場所だったのではないか」とみる。今後はさらに詳しく調べる方針で、国土交通省湯沢河川国道事務所は当面の間、発見場所以外の箇所で工事を進める。

 横堀道路は湯沢横手道路の雄勝こまちインターチェンジ(IC)と国道13号院内道路をつなぐ区間3・7キロ。横手市から福島県相馬市までを結ぶ東北中央自動車道が全線開通すると、その一部になる。同事務所は本年度から工事を本格化させるため、買収済み用地や地権者の了解が得られた用地での試掘調査を、同保護室に依頼していた。

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